10代の副審に暴行を働いた43歳のサッカー指導者に、懲役24ヶ月+執行猶予12ヶ月の有罪判決が言い渡されたとのこと。

『Daily Mail』によれば、有罪判決を受けたのはロバート・ウィリアムズ=ジョーンズという43歳の男性だという。

事件が起こったのは2024年4月27日で、北ウェールズで行われた「ノースウェールズコースト・ウェストプレミアリーグ(4部)」での試合であったとのこと。

ペンリンデュドラエスFCのホームで行われたゲームの開始から15分、ビジターチームのアムルッチ・タウンで指揮を執っていたロバート・ウィリアムズ=ジョーンズが、突如近くにいた副審の頭部を殴打したのだ。

この場面は偶然にも映像で捉えられており、動画はインターネットで広く拡散されて大きな話題になっていた。暴行を受けた副審はペンリンデュドラエスFCに所属している10代の選手で、ボランティアでレフェリングを行っていたという。

今回、当該の事件に関する裁判が結審し、ロバート・ウィリアムズ=ジョーンズには執行猶予12ヶ月の懲役24週間、150時間の奉仕活動と1000ポンド(18万4000円)の賠償金支払いが命じられたとのことだ。

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なお、この事件の後でアムルッチ・タウンはロバート・ウィリアムズ=ジョーンズ監督を解任しており、ペンリンデュドラエスFCと被害者の副審へ直接謝罪を行ったという。

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