▼守備的MFについて

MF:

長谷部 誠(アイントラハト・フランクフルト/GER)
山口 蛍(セレッソ大阪)
遠藤 航(湘南ベルマーレ)
柴崎 岳(鹿島アントラーズ)
原口 元気(ヘルタ・ベルリン/GER)
香川 真司(ボルシア・ドルトムント/GER)

長谷部はキャプテンのような存在ですし、リーダーのような存在でもあります。

今クラブでは右サイドバックをやっていますけども、そうは言っても中盤をやることもありますし、彼は常にハイレベルなパフォーマンスを保ち続けれる選手です。

彼のような存在が代表には必要です。チームにとって非常に経験もありますし、良いレベルにあると思います。かなり彼には期待しています。

そして彼に要求しているのは、『時々ミドルシュートを打ちにいきなさい、目を瞑ってでもシュートしにいきなさい。そうすれば一点入るかもしれない』という話はしています。ちょっと彼とはそういう冗談っぽい話をしましたけども。

本当に素晴らしい選手です。我々の合宿を常に丁寧に集中してやってくれます。

山口も東アジアカップで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。彼もかなりのクオリティがあるのでもっと伸びると思います。戦いますし。

ただ、中盤のところでいかなるところにも行ってしまうところがあるので、特に守備のところですけども。頑張り屋さんなので仕方ないところもありますけども。

そこも中盤の選手にしっかり指導していきたいと思います。攻撃面のところでは、もっとシュートを打ちなさい、と。

彼は話を聞いてくれて、彼はこの前点も取りました。シンガポール戦のような状況にもなると思いますので、25mから30mのシュートも必要になってくる。この合宿でもミドルシュートを少し強調していきたいと思っています。

遠藤も新しい選手ですけども、彼も長い期間追跡しています。

センターバックのようなところでプレーしていますけども、クラブではですね。ただ彼は中盤の選手だと思います。

フィジカル的にも強いですし良いシュートも持っていますし、運動量もあると思います。少しそれも向上します。そしてデュエルのところもかなり強いし、右サイドバックとしてプレーする可能性もあります。

そして、もっともっと野心をもってほしいな、と。小さいところで満足する時があるので。まだ若いですし、もっともっと野心を持ってプレーしなさいと言いたいです。

ディフェンス面ところもオフェンス面のところもそういった強調をしていきたいと思います。

今の3人が少し守備的な中盤です。

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