この夏の移籍市場も締め切りが近づいており、これからがいよいよ佳境となる。最近では、トッテナムが2200万ポンド(41.2億円)ともいわれる移籍金で韓国代表FWソン・フンミンを獲得している。

『Sportingintelligence』では、ソンの移籍が決まった28日時点でのプレミアリーグの移籍動向について、こんなデータを提示してくれている。

この夏の移籍市場におけるプレミアリーグ全20クラブの収支をまとめたものだ。

Spentが出費、Receivedが収益、Net Spendは赤字。20チーム中19チームが赤字のなか、唯一サウサンプトンだけが現時点では収支がプラスだそう。

20チームを合計すると、出費総額は7.342億ポンド(1375.5億円)。収益は3.614億ポンド(677.1億円)で、3.728億ポンド(698.4億円)の赤字という計算になる。

日本円に換算するとこうなる。

シティの赤字額が断トツで、現時点ですでに100億円を突破…。2番目は意外にもニューカッスル。ただ、彼らの場合は放出による収益が相当に少ないのが影響していそうだ。そして、ワトフォードとクリスタル・パレスの2チームは収益なし。そのなかで、サウサンプトンだけが13億円のプラスを出している。

とはいえ、これはあくまで現時点での数字。

サウサンプトンはDFフィルヒル・ファン・ダイクを狙っているともされているほか、シティはMFケヴィン・デ・ブライネを巨額移籍金で獲得することが濃厚と言われている。移籍市場閉幕後にはこの表にも変化があるはず。その際、再び比べてみても面白そうだ。

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