先月26日に行われたプレミアリーグの第18節で、好調レスターに今季2敗目をつけたリヴァプール。

試合後の記者会見で、ユルゲン・クロップ監督が話した発言が話題だ。

この試合では先発出場していたディヴォック・オリギが38分に負傷交代していた。

痛めた箇所はハムストリング。今季リヴァプールはハムストリングの負傷で多くの離脱者を出しており、そうした経緯からこのように述べたのだ。

ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)

「イングランドに来るまでその言葉を知らなかったんだけど、私にとって『ハムストリング』は2015年の年間クソワードだね。

いつもハムストリング、ハムストリング、ハムストリングじゃないか」

"the shit word of the year"という言葉を用い、故障者の連続にうんざりしていたクロップ監督。このユーモアある表現に、思わず笑ってしまう記者もいた。

そんな印象的な発言からわずか1週間が経過し、クロップ監督の悩みはさらに膨れ上がる結果となった。年始に行われた試合で再び負傷者が出たのだ。

5日に行われたキャピタル・ワンカップ準決勝のストーク戦でフィリペ・コウチーニョとデヤン・ロヴレンが、さらには7日のトレーニングでジョーダン・アイブが故障者リストに加わったのだ。

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