ワールドカップ最終予選のスタートでUAEに敗れ、なんとも苦しい立ち上がりになってしまったハリルジャパン。
先月はタイに勝利、そして最強のライバルであるオーストラリアと敵地で引き分け、なんとか最低限の結果は手に入れた。
しかし、それでも今月の試合はとても重要である。首位をひた走るサウジアラビアを相手にホームで戦うということは、もはや勝利しかありえないとも言える。
幸運にも、今回予選はホームの1試合だけ。地元で親善試合を行い、これに備えることができるのだ。
その相手として呼ばれたのが、『仮想サウジアラビア』ことオマーンである。ちなみに発音はウマーンやアマーンに近く、実は卑猥ではない。いやもともと卑猥ではないのだが。ウマーンのオマーンがアマーンとか言ってはいけない。
なぜ仮想なのか?確かにサウジアラビアの前監督であるロペス・カロ氏が率いているという大きな事実があるわけだが、それ以外にも似ているところがある。
この二国は中東の中で同じような立場にある。いわば、「中東の日本」という感じなのだ。
オマーンの来日メンバーはこちらのページを参照のこと。残念ながら「アジア最高のGK」と呼ばれるアリ・アル・ハブシは入っていない。