13日、浦和レッズ対川崎フロンターレのACL準々決勝2ndレグが開催され、4-1で勝利した浦和が、2戦合計5-4で準決勝進出を決めた。

先制点を奪ったのは1stレグを3-1で快勝した川崎だ。19分、中央でのパス交換から、中村憲剛が右サイドを駆け上がるエウシーニョへ極上のパスを送り決定機に。

浦和はGK西川周作が果敢に飛び出すが、エウシーニョが一歩先に追い付いてかわすと、ボールは無人のゴールにそのまま吸い込まれた。

2点差以上での勝利が必要な試合で先制を許した浦和。この失点で窮地に追い込まれるが、ここから猛反撃に出る。

35分、矢島慎也のスルーパスに抜け出した興梠慎三のゴールで1点を返すと、38分にはライン際での競り合いの際、川崎DF車屋紳太郎のスパイクが興梠の顔面をかすめ、車屋は一発退場。流れは一気に浦和へと傾く。

70分、柏木陽介の右サイドからのコーナーを、途中投入されたズラタンが頭で合わせると、84分にはラファエル・シルバが決めてアグリーゲートスコアでついに同点に。

そして、86分、左サイドの高木俊幸がクロスボールを左足で合わせ、逆転に成功した。

この試合を4-1で勝利し、2戦合計5対4とした浦和が川崎を大逆転で下し、準決勝へ進出。前日、PK戦の末に広州恒大との同国対決を制した上海上港(中国)と対戦することになった。

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