先月下旬、鹿島アントラーズからサッカー選手のフィギュアが発売された。

第一弾としてフィギュア化されたのは、小笠原満男(MF), 金崎夢生(MF), 土居聖真(MF)の三選手。何とこのアイテム、フットボールカルチャーレーベル で知られる『Six-Yard Box』、フィギュアブランド で原型師岩倉圭二氏の協力でも知られる『TOYS ROCKA!』 に別注したトリプルコラボレーションという気合の入りようなのだ。

なんでもこのアイテムは選手の写真ではなく、鹿島アントラーズお抱え絵師で知られる大林孝行氏の似顔絵をもとに作られたという。

これまでもアントラーズは大林氏の似顔絵をもとにしたアイテムを複数商品化してきた。サポーターにはおなじみの存在となったが、どのような人物なのだろうか?インタビューを敢行した。

ーーこんにちは。本日はよろしくお願いいたします。鹿島アントラーズから仕事を依頼されるようになったきっかけを教えていただけますでしょうか?

3年前からInstagramでサッカー選手を中心にイラストを投稿していて、それを見たアントラーズのグッズ担当の方から連絡をいただいたのがきっかけです。

サッカーとイラストが大好きな僕にとって夢のような仕事で、このような機会を与えてくださった担当の方には感謝しかありません。

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