実はこのサンチョ、ドルトムントのトップチームの背番号「7」を与えられるなど期待されたタレントであり、ドルトムント側からの呼び戻しによってインドを離れることになったのだ。

英国『BBC』によれば、ドルトムントはグループステージまでの参加を条件にサンチョのU-17ワールドカップ出場を認めていたそう。

イングランドはサンチョの活躍もあり決勝トーナメントに進出したのだが、やはりその条件に変更はなく、サンチョはチームを離れドルトムントに戻ることになったという。

トップチームの選手ならまだしも、10代の選手に対してもこうしたルールを敷くとは…。さすがはビッグクラブである。

しかし、サンチョもサンチョでプロである。

ドルトムントへと戻るとUEFAユースリーグのAPOEL戦に向けたメンバーに入り、すぐさまキプロスへと遠征に。この一戦で先発フル出場を飾り、見事ゴールを決めてみせたのだ。

サンチョとしてもイングランドの一員としてU-17ワールドカップでの冒険を続けたかったはずだが、目の前の試合でしっかりと結果を出す姿勢は素晴らしいと言える。

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