創立	1881年
ホームタウン	ボルドー
本拠地	スタッド・シャバン・ドゥルマス（34462人収容）
監督	ジャン・ティガナ
昨シーズンの成績	19勝7分け12敗　6位

昨季までチームを率いていたローラン・ブランがフランス代表監督に就任。その後任にジャン・ティガナを招聘して新シーズンに望む。ティガナ監督はブラン時代よりもより中央でボールを動かすパスサッカーを組み立てているようだ。昨季はほとんど出番がなかったカベナギを再びスタメンに復帰させ、その得点力を生かしたいと考えている。

しかし、昨季の終盤にチームが低迷した原因であるグルキュフと周囲のマッチングに関しては、いまだ改善の見込みはない。技術はあるが責任感が強すぎるグルキュフは何でもやろうとしすぎており、逆にチームの展開を潰してしまうこともある。戻ってきたカベナギはまだチームにフィットする兆しを見せておらず、得点力の改善に貢献できるかはまだ未知数だ。

そこでボルドーは昨季2部で得点を量産したストライカー、アントニー・モデストを獲得。前線でボールを収められる選手を手に入れた。開幕2連敗で泥沼にはまっている2シーズン前の王者にとって、モデストが活躍出来るかが浮沈の鍵を握っている。それ以外にブレイクスルーの方法は見当たらない。