11日間で5試合を戦う女子サッカーのロンドン五輪アジア予選。注目のなでしこジャパンはタイと韓国に連勝し、現在グループ首位に立っている。

そして、中1日の3試合目で迎えるのが、最大の敵と目されるオーストラリアとの一戦。試合はこの後、日本時間の16:30にキックオフされる予定だ(※川澄のゴールにより1-0で勝利!)。

そのオーストラリア女子代表、通称「マチルダズ」で近年もっとも注目を集めている選手の一人が、20歳の右サイドバック、エリーズ・ペリーである。

残念ながら今回の五輪予選ではメンバーから外れてしまったが、先日の女子W杯では準々決勝のスウェーデン戦で先発。40分にショートコーナーから見事なミドルシュートを決め、2点ビハインドのオーストラリアに希望の光を照らしたのだった(結局スウェーデンのシェリンに追加点を許し、1-3で敗退)。

と言っても、ペリーが注目される理由はそれとはまた別のところにある。

ルックス的に華があるほか、169cmという体格で抜群の運動能力を誇る彼女。実はクリケットのオーストラリア代表選手でもあるのだ。

クリケットは日本では馴染みが薄いが、サッカーに次ぐ世界2位の競技人口を持つとされる、野球に似たスポーツ。英国発祥ということでインド、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカといった英連邦諸国の間で絶大な人気を誇り、オーストラリアの女子代表は、4年に一度のW杯で5回優勝している世界屈指の強豪国だ。ペリーはその中で若手のホープとして期待されているため、国内ではクリケット選手としての方が知名度が高い。

クリケットとサッカー、将来的にどちらを選択するのかたびたび聞かれる彼女だが、とりあえず現在はどちらの競技も全力で打ち込んでいるとのこと。アジアのライバル国としてもその動向が気になるところだ。