「今年こそ来て欲しい」とユナイテッドファンは望んでいるハズ

先日Qolyで報じた通り、マンチェスター・ユナイテッドが来年のプレシーズンツアーでオーストラリアを訪れる事が決定。7月20日、ANZスタジアムでAリーグ・オールスターチームと親善試合を行うという。

世界的なビッグクラブの来訪にオーストラリアを羨む声が世界中から寄せられているが、英国からオーストラリアへ渡るのであれば、日本にも是非立ち寄って頂きたいという心情が日本人には芽生えていると言って過言ではない。既にユナイテッドのファンが集うフォーラムでは、「もしユナイテッドがジャカルタ経由じゃなくオーストラリアへ向かったらイラっとする!」「ニュージーランドにも来て!」などの勧誘の声も浮上しており、ここは日本人として負けていられないという思いで今回の記事をしたためている次第である。

思い起こせば南アフリカでスタートした今年の夏のプレシーズンツアーは、上海まで近づきながら極東を訪れる事はなかった。ドルトムントから日本代表の10番である香川真司を獲得した直後にも関わらず、である。もちろん、ユナイテッド側と日本の興行主催者の契約などの調整に時間を要するのは百も承知だが、“せっかく中国まで来たのだから”という思いを日本のサッカーファンは抱えていた。

ユナイテッドのプレシーズンマッチが商業的である事は以前から指摘されており、近年の中国重視も世界で一番ファンが多いと言われるユナイテッドが中国市場を開拓に向かったと揶揄されるなどマーケティング的要素が強い。しかし、昨年はDHLとタッグを組んだチャンピオンズリーグトロフィーツアーの一貫でレジェンドであるデニス・アーウィンとゴードン・マックイーンが来日。日本のユナイテッドファンと直接触れ合っており、日本のファンたちの熱気を感じ取っているのは間違いない。レジェンド達の進言でクラブ首脳陣が動いてくれる事を密かに期待している。

また、今回はオーストラリアが決定済である。どういうルートで英国からオーストラリアへ向かうのかはわからないが、さすがに日本は「近い」部類に入るハズだ。勝手な考えではあるがオーストラリアから南米、北米へ向かうルートは考えづらい。アメリカは昨年ツアーを行なっていることから候補地としては考えづらく、経由地として最も魅力的なのは日本に間違いないだろう。既に日本にも訪れ、浦和レッズと対戦する、香川真司の古巣であるセレッソ大阪とも対戦する、という様な噂話も見かけるが、震災復興を目指す東北を勇気づける名目で仙台を訪れてもらうのは非常に有意義ではないだろうか。

もちろん、これはユナイテッドに限った話ではない。来年の夏は日本人選手の所属するクラブにはこぞって来日して頂き、日本サッカー界(とついでに日本経済にも)に貢献してもらえればと切に願う次第である。皆さんはどう思われますか?

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