昨年11月、解任されたマノ・メネゼス監督の後任としてブラジル代表の指揮官に再任した“フェリパォン”ことルイズ・フェリピ・スコラーリ監督は22日、自身の初陣として来月行われるイングランド代表との親善試合に向けたメンバー20人を発表した。

失敗が許されない自国でのW杯が来年に迫り、ゼロからの再スタートをとなる今回の試合。就任から実績のあるベテラン選手の再招集を口にしていたフェリパォンは、ジュリオ・セーザル（QPR-ENG）、ロナウジーニョ・ガウーショ（アトレチコ・ミネイロ）を呼び戻した。2人は共に昨年2月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦以来、約1年ぶりの代表となる。また、フレッジ（フルミネンセ）、ルイス・ファビアーノ（サンパウロ）と国内に復帰して以降、好調を維持する2人のベテランストライカーも招集。その他、アトレティコ・マドリード（スペイン）に所属するミランダ、フィリピ・ルイスが数年ぶりに代表へ復帰し、ダンチ（バイエルン-GER）が初招集されている。

メネゼス体制の常連メンバーからは怪我のチアゴ・シウヴァ（パリ・サンジェルマン-FRA）、サンドロ（トッテナム-ENG）の招集が見送られたほか、カカ（レアル・マドリード-ESP）、レアンドロ・ダミアォン（インテルナシオナウ）らが外れた。

イングランドとの親善試合は2月6日、ロンドンのウェンブリースタジアムで行われる。

(筆：Qoly編集部 H)

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