ブラジルの至宝を巡る戦い

バルセロナとマンチェスター・シティによるサントスのブラジル代表FWネイマール獲得争いは一段とヒートアップしているようだ。

ネイマールが母国開催のワールドカップ大会後に欧州へ渡るのは既定路線と見られているが、『Daily Mail』によると、マンチェスター・シティの取締役であり元バルセロナのチキ・ベギリスタインとフェラン・ソリアーノの二人が、2月6日のイングランド対ブラジルの親善試合の夜にネイマールの家族や代理人と会合を持ったという。

シティのチーフ・エグゼクティヴであるソリアーノとフットボール・ディレクターであるベギリスタインはイングランドサッカー協会の150週年を祝う試合でVIPシートにゲストとして招かれていたが、二人はスタジアムの逆側にあったネイマールの関係者がいた場所へ訪れ、ちょっとした騒ぎとなったようだ。

このシティのネイマール獲得攻勢に対してバルセロナ側は冷静に捉えているようだ。『Sport』によれば、バルセロナはネイマールがいつかはカンプ・ノウへやってくると確信しているという。バルセロナに親しい同紙のライターはラジオで以下の様に語っている。

「今日、バルセロナのマネージャーがネイマールとサインしたと言ってたよ。それはブラジルのマーケットにおけるクラブの地位を向上させるだろうね」

「マネージャーの名前は明かせないが、今日の午後に話し合った事だよ」

本人がワールドカップ後の移籍を望む発言をして間もないが、もしかしたらこの夏何かが起きるのかもしれない。

(筆:Qoly編集部 L)

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