ワールドカップという大舞台でプレーする選手たちは大きな注目を集め、自らの価値を証明してくれているが、彼らの多くは若い頃から才能に溢れ、世界の注目を集めた存在であった。

勿論、才能だけでワールドカップに辿り着いたわけではない。不断の努力によって才能を大きく開花させた事は言うまでもなく、クラブチームレベルでの日常が原石を磨き上げるのだ。メッシ、ロナウド、ネイマール。彼らに続く可能性がある選手を『Caughtoffside』のリストアップに『Transfermarkt』の評価額と当サイトのコメントをあわせてご紹介しよう。


ヴィニシウス・アラウージョ

国籍:ブラジル
所属:バレンシア
生年月日:1993年2月22日(21歳)
評価額:300万ユーロ(およそ4億円)

今年の1月にクルゼイロから350万ユーロ(およそ5億円)の移籍金でバレンシアに移籍
評価額: 。ブラジルU-20代表の経験を持ち、昨年行われたトゥーロン国際でプレーし、優勝に貢献した。3月のラージョ・バジェカーノ戦でデビュー。2つのチャンスをものにはできなかったが、将来を大きく嘱望されている若手だ。

ミッチー・バツフアイー

国籍:ベルギー
所属:マルセイユ
生年月日:1993年10月2日(20歳)
評価額:800万ユーロ(およそ11億円)

ブリュッセル生まれのコンゴ共和国系ベルギー人でバネのような肉体を武器にゴールを狙う身体能力系ストライカー。U-21ベルギー代表の経験を持つ。ずば抜けたトップスピード、シュートの振りの速さ、反転の鋭さ、体幹の強さなど、そのフィジカルは潜在能力の高さを感じさせる。昨年の夏にスタンダール・リエージュからマルセイユに移籍。W杯メンバーには入れなかったが、ディヴォック・オリギ、ロメル・ルカク、ケヴィン・デ・ブライネ、そしてアドナン・ヤヌザイらと次代を担うヤングスター。