2000年代にリーグ7連覇の偉業を達成した一方、財政難により年々優勝争いから遠ざかっているオリンピック・リヨン。
昨季リーグ5位に終わったチームはそれでもオフシーズン、キャプテンを務めるMFマクシム・ゴナロンや新エースのFWアレクサンドル・ラカゼットといった主力の引き留めに、これまでのところは成功。10日に開幕したリーグ・アンではレンヌを相手に2-0と白星スタートを切っている(2節のトゥールーズ戦は1-2で敗戦)。
そのリヨンの2014-15モデル、昨季終盤にお届けしたボーダー柄のホームに続き、アウェイとサードを紹介したい。
深みのある青をベースにしたアウェイは、斜めの切り替えしデザインを採用。差し色や背番号などには温かみのある卵色系の白を使っている。
雨乞いのようなポーズは、過去にミランでプレーしたこともある元フランス代表のヨアン・グルキュフ。28歳のMFは今季から指揮を執るウベール・フルニエ監督のもとでボルドー時代の輝きを取り戻したいところだ。
黒のサードは、レアル・マドリーの2014-15モデルでお馴染みの「マオカラー」が特徴。前身頃のシャドーストライプでシックな雰囲気を出しつつ、サイドに配されたツートンカラーのラインがリヨンのイメージを強調する好デザインとなっている。
クラブ生え抜きでフランスU-21代表のジョルダン・フェリ。昨季中盤からスタメンに定着した22歳の小柄なMFは、今季も開幕からポジションを掴んでいる。
ちなみに、サードはカップモデルに位置付けられており、国内カップや欧州戦で使用。胸スポンサーもヒュンダイ(Hyundai)ではなく、来年からリヨン市の水道事業を請け負うVeolia Environnementと契約を結んだ。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ