※おまけ

■チームについて

ここからは、このインディアン・スーパーリーグに参加予定のチームについてサクッと紹介してみることにしたい。

・アトレティコ・コルカタ

上述のようにアトレティコ・マドリーが経営参加しているクラブ。落札額は全チーム中最高であった。本拠地は12万人(!)を収容するソルトレイク・スタジアム。これは世界第2位の規模である。なお、最大は北朝鮮の綾羅島スタジアム。

マーキー・プレイヤー:ルイス・ガルシア(元スペイン代表)
注目選手:シルヴァン・モンソロー(元フランス代表)
監督:アントニオ・ロペス(元バレンシア、セルタ)

・チェンナイインFC(名前が変わりました)

インテルが経営に参加……しているが、なぜかまだイタリア色が何もないのが特色。同じく共同オーナーで俳優のアビシェーク・バッチャンはインド映画でよく見る顔。

(※9/21 マルコ・マテラッツィ、ミカエル・シルヴェストル、エラーノ・ブルメルとの契約が決まりました)

マーキー・プレイヤー:エラーノ・ブルメル(元ブラジル代表)
注目選手:ベルナール・メンディ(元フランス代表)
監督:マルコ・マテラッツィ(選手兼任 元インテル、イタリア代表)

・デリー・ダイナモス

オーナーはケーブルTVのDEN。フェイエノールトと提携しており、監督もオランダ人だ。まあもちろん、なんといってもデル・ピエロの加入が最大の注目である。

マーキー・プレイヤー:アレッサンドロ・デル・ピエロ(元イタリア代表)
注目選手:モアテン・スコウボ、マッズ・ユンカー(ともに元デンマーク代表)
監督:ハルム・ファン・フェルトホーフェン(元ローダJC)

・FCプネ・シティ

フィオレンティーナが15%の株を保有し経営に参加。インテルと違ってこちらはイタリア色が非常に強く、トレゼゲだけでなく監督も中村俊輔時代のレッジーナでよく見たコロンバ監督、DFチリッロが入った。また、松本山雅FCのパク・カンイルも加入。

マーキー・プレイヤー:ダヴィド・トレゼゲ(元フランス代表)
注目選手:ブルーノ・チリッロ(元レッジーナなど)
監督:フランコ・コロンバ(元レッジーナ、パルマ、パドヴァなど)

・FCゴア

オーナーのヴェヌゴパール・ドゥート氏はインドで38番目のリッチマン。IリーグのサルガオカーFCとデンポFCのオーナーも経営参加しており、純国産のフロント……なのだが意外に動きが遅いのが気になる。

(※9/3 元フランス代表ロベール・ピレスがマーキー・プレイヤーに、元日本代表ジーコ氏が監督に決定しました)

マーキー・プレイヤー:ロベール・ピレス(元フランス代表)
注目選手:ミロスラフ・スレピチュカ(元チェコ代表)
監督:ジーコ(元日本、イラク、ウズベキスタン代表)

・ケララ・ブラスターズ

元イングランド代表GKデイヴィッド・ジェームズがなぜか選手兼監督という思い切った選択をしたクラブ。ある意味最大の注目。そんな決断をしたのはクリケットの大スターでオーナー、サチン・テンドルカールである。

マーキー・プレイヤー:デイヴィッド・ジェームズ(元イングランド代表)
注目選手:マイケル・チョプラ(元イングランドU-21代表)
監督:デイヴィッド・ジェームズ(元イングランド代表選手)

・ムンバイ・シティ

監督やマーキー・プレイヤーが決まっていないのだが、通常の選手としてドイツ代表DFマヌエル・フリードリヒを獲得。守備陣にインド代表選手も多く意外と力がある?

(※9/8 監督がピーター・リードに決定しました)

(※9/18 マーキー・プレイヤーがフレーデリク・ユングベリに決定しました)

マーキー・プレイヤー:フレーデリク・ユングベリ(元スウェーデン代表)
注目選手:マヌエル・フリードリヒ(ドイツ代表)
監督:ピーター・リード(元タイ代表、元プリマス・アーガイルなど)

・ノースイースト・ユナイテッド

俳優のジョン・エイブラハムとIリーグのシロン・ラジョンが共同経営。地味な感じであるがサンブ(セネガル代表)、チャンサ(ザンビア代表)、ルイス・ジャネス(コロンビア代表)、コルネル・グレン(トリニダード・トバゴ代表)と現役バリバリの選手が多い。

マーキー・プレイヤーもジョアン・カプテビラ、監督もニュージーランド代表でW杯に出場したハーバートと心配になるほど渋い。つい最近までFC岐阜にいたド・ドンヒョンも入団。あまりにも渋すぎるぞ。

マーキー・プレイヤー:ジョアン・カプテビラ(元スペイン代表)
注目選手:イサーク・チャンサ(現ザンビア代表)
監督:リッキー・ハーバート(前ニュージーランド代表監督)

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