キックオフが迫る日本代表対オーストラリア代表の親善試合。

昨日その本気度を95%と評したが、今回もホンジュラスと同じく来日メンバーを簡単に紹介する。観戦のお供にどうぞ。

GK

マシュー・ライアン(クラブ・ブルッヘ/BEL)

【シュウォーツァー代表引退に合わせるかのようなタイミングで生まれた、豪州の将来を担う守護神。18歳でセントラルコーストのレギュラーとなり個人賞を総なめ。昨季もベルギー初年度で最優秀GK賞を獲得】

ミッチェル・ランゲラク(ボルシア・ドルトムント/GER)

【ドルトムントで長らくセカンドを務める。香川選手と仲が良いことでも有名。能力は評価されているものの、キャリアを通してまだシーズン全てをレギュラーで過ごしたことがない】

DF

ジェイソン・デイヴィッドソン(WBA/ENG)

【高校時代の3年間を日本の成立学園で過ごしたことで有名。父親のアランは日本人とのハーフで、母親はギリシャ。若くして欧州に飛び出し、昨年ヘラクレスでレギュラーを獲得、プレミアリーグ移籍を成し遂げた左SB】

イヴァン・フランニッチ(トルペド・モスクワ/RUS)

【ブリスベン・ロアで長く活躍した右SB。W杯では初戦で怪我をして大会を棒に振った。繊細ではないが、豊富な運動量とフィジカル、絶妙なクロスボールを備える。アマチュア時代は大工をやっていた】

アレックス・ウィルキンソン(全北現代/KOR)

【30歳になるが代表に定着したのは今年。セントラルコーストを長く支えたセンターバックで、大柄な体格を持ちながらも動ける。W杯チリ戦では大会初のゴールラインテクノロジーに関与した選手に】

アジズ・ベヒチ(ブルサスポル/TUR)

【デイヴィッド・ベッカムのアカデミーに所属していたことがある。左サイドバックとして呼ばれているが元々攻撃的な中盤の選手。2011-12シーズンのAリーグベストイレブンで、その時はMF選出である】

ニコライ・トポー=スタンリー(ウェスタンシドニー・ワンダラーズ)

【北京五輪前にはミリガンらとともに来日し神戸ウイングで日本代表と戦った経験がある。元々左SBだが現在はストッパー。強靭なフィジカルとスピードを兼ね備えるウェスタンシドニーの主将。父がモーリタニア人、母がポーランド系ドイツ人】

クリス・ハード(ボルトン・ワンダラーズ/ENG)

某歌手に名前が似ていることで密かに有名。外見は似ていない。アストン・ヴィラユース出身。どんなポジションでもこなせる超器用な選手。両親の出身地であるスコットランドからも代表に誘われていた】

トレント・サインズバリー(ズヴォレ/NED)

【セントラルコーストで若くしてデビューし、アンダーソンとともに大きな話題となったストッパー。大柄だが右サイドもこなせ、足元もうまいというオーストラリア国立スポーツ研究所育ちらしい現代的な選手】

MF

ジョシュア・ブリランテ(フィオレンティーナ/ITA)

【元々イタリアとの2重国籍で、若くして今夏欧州へと飛び出した。豊富な運動量を持ちつつ何でも器用にやってのける豪州らしいタイプで、ボランチと右サイドバックを兼任する】

マイル・ジェディナク(クリスタル・パレス/ENG)

【キャプテンを務める大型ボランチ。クロアチア系である。2011年からクリスタル・パレスでプレーしており、プレミアリーグでも実績を持つ。空中戦の強さとフィジカルを備えながら走れるタイプで、時に破壊力あるミドルシュートでゴールを脅かす】

ジェイムズ・ホランド(オーストリア・ウィーン/AUT)

【ポステコグルー監督が重用しているボランチ。10代の頃から代表に名を連ねているが、昨年あたりからレギュラーに。地味ではあるが献身的に働けて穴のない選手】

マット・マッカイ(ブリスベン・ロア)

【前回のアジアカップではレギュラーだった。パスを繋げる能力に魅力があるタイプでありながら、左サイドバックでもプレーできる。スコットランドや韓国、中国リーグではあまり成功できなかったが、豪州屈指のチャンスメイカー】

マーク・ブレッシャーノ(アル・ガラファ/QAT)

【パルマ時代には中田英寿選手ともチームメイトだったベテラン。昨年は二重契約問題で4か月間の出場停止処分を受けていたが、無事ワールドカップに出場できた。かつてはスピード系のウイングだったが、現在は試合をコントロールするボランチ】

アーロン・ムーイ(メルボルン・シティ)

【夏までウェスタンシドニーに所属し、小野伸二とチームメイトだったスキンヘッドのMF。正確なボールコントロールと一撃必殺のパス、強烈ミドルを備えた司令塔で、トップ下とボランチを兼任できる】

ミッチ・ニコルス(パース・グローリー)

【夏までセレッソ大阪に所属していたAリーグ屈指のチャンスメイカー。主に中盤でプレーするが、メルボルン・ヴィクトリー時代には2トップの一角となり、前から下がってゲームメイクするという特殊な役割もやっていた】

マッシモ・ルオンゴ(スウィンドン・タウン/ENG)

【父親はイタリア、母親はインドネシアにルーツを持つ。トッテナム・ホットスパーに所属していたが、プレミアリーグでは出番がなかった。スウィンドン・タウンで頭角を現し先日のワールドカップにも帯同。運動量を生かしてボールに絡み、中盤で戦うセンターハーフ。前線もこなす】

オリヴェル・ボザニッチ(ルツェルン/SUI)

【クロアチア系。左足から繰り出すキックでチャンスを作る選手で、ボランチやウイングをこなす。父親のヴィッチは1試合1ゴールという珍しい記録を持っている豪州代表DF】

FW

ティム・ケイヒル(ニューヨーク・レッドブルズ/USA)

【説明の必要はもはやないだろうが、現在のオーストラリア最大の得点源。170㎝代中盤という平凡な身長でありながら、圧倒的なジャンプ力と駆け引きの巧みさを備える世界最高クラスのヘディンガー】

マシュー・レッキー(インゴルシュタット/GER)

【クラブがドイツ2部であるため注目度は薄いが、ケイヒルと並ぶチームの中心選手。圧倒的なスピードを生かしたドリブルを武器にしたウイングタイプで、継続的にプレーできるタフさも備える。ポステコグルー監督の寵愛を受けるアタッカー】

ロビー・クルーズ(バイヤー・レヴァークーゼン/GER)

【1月に前十字靭帯を断裂してワールドカップ出場を逃した万能アタッカー。サイドからゴールに向かっていくプレーを得意としており、スピードやドリブルの勢いに優れている。まだ復帰から2か月あまりで本調子ではない】

ジェイムズ・トロイージ(ズルテ=ワレヘム/BEL)

【ユヴェントスが保有権を持っている左利きの選手。FW登録であるが、最近で最前線をやったのは昨季くらいである。強烈な左足を持っている2列目タイプのアタッカー。イタリアとギリシャのハーフ】

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