12月28日、『Eurosport』は「ユヴェントスの会長を務めているアンドレア・アニェッリ氏は、外国人投資家の短期的な投資に反対すると話した」と報じた。
現在ドバイで行われている世界サッカー会議に出席しているアンドレア・アニェッリ会長。インタビューでは現在のイタリアサッカーが置かれている現状は苦しいことを認めながら、外国人投資家の流入には反対するという立場を見せた。
アンドレア・アニェッリ ユヴェントス会長
「私は外国人投資家には反対だ。最初は彼らのプロジェクトは魅力的であるように見えるかもしれないが、その後輝きを失っていく。クラブ経営においてヤマを張るようなことは必要ない。
我々は大きな中長期的プロジェクトを支持する。投資は、クラブに新たな価値を築き上げる有益なものでなければならない。
イタリアサッカー界の復活が必要だ。ユヴェントスが良い結果と収益を得ているとはいえね。我々はそのチャンピオンであり、今は変化の途中だ。
(インフラについて)
我々は、違った構造を持つコンペティションと比較することはできない。イタリアのスタジアムは建築から平均60年異常が経過しており、最新式で快適な施設を備えているところとはね。
チェルシーはユヴェントスの2倍のチケット収入を得ているし、ドイツの平均収入はイタリアよりも高い。問題はスタジアムだけではない。もちろん我々は復活を志す必要がある。ローマはまさにその重要なステップを踏もうとしている」