「（ヴィジェフでは右サイドバックでプレーしなければならないが、そこは最適なポジションか？）

ああ。しかし僕は左サイドやウイングもこなすことが出来るよ。

（スピードと連携に長けているように見えるが、他に君の強みは？）

フィジカル面での準備と、仲間と共に働くスキルだ。また、攻撃でも守備でもサポートできる。良いドリブルと攻撃力も備えているよ。

（背は高くないね？）

それは僕の強みだよ。大きな選手は下でプレーすることを好まない。ボールは試合の大半でグラウンドの上にある。空中ではなくてね。したがって、僕は有利なんだ。

（もしヴィジェフと契約したら、ポーランド2部でプレーする6人目の日本人だ）

僕は彼らを知っている。同じエージェントだからね。何人かの選手と話したが、彼らはポーランドは好きだと言っていたよ。

（いつ契約する？）

僕が最終的な決断をするわけじゃないからね。前にも言ったように、僕はヴィジェフに入るためになら何でもするよ」

【次ページ】川崎時代とアメリカに渡った経緯について語る