今のバルセロナ。そして、バルサのウィンガー
db7「ちなみに、今のバルセロナはいかがです?」
手原「あんまり面白くはないかな、と」
大武 「私は選手としてのルイス・エンリケが好きだったから、監督として嫌いになれないところがあるかも。でも、ネイマールを取った時点でチームとしての方向性が複雑になっちゃったような。その上、スアレスも来ちゃいましたからね」
手原「バルセロナっぽいイメージのウイングが、左サイドにいると良いなっていうのは思うんですけど。フレブとかアンリとか、ちょっとバルセロナの左ウイングとはイメージが違うんですよ」
db7「2人とも、バルセロナではちょっとインパクトを残せなかったっていう感じもしますよね。アンリは活躍はしたんですけど、アーセナル時代の輝きと比較するとどうしても…」
うくら「両方アーセナルからの加入っていう」
結城「ちなみに、手原先生はバルセロナっぽい左ウイングというのはどういう選手をイメージされていますか?」
手原「ネイマールっていうのはどうなのかな、と思うんですよね。理想を言えば左サイドに出来る限り張り付いて欲しい」
大武 「ネイマールも、馴染むまでは困惑しているような感じで漂ってたなあ…」
手原「スアレスが、いまその状態ですよね」
結城「その、バルセロナ系の3トップに関してなんですけど、クエンカとテージョが重用されたシーズンがありましたよね。あのシーズンのバルセロナは、ペップがクライフ的なワイド重視を志向したという意味で面白いものだったと思うんですが、ここに関してのご意見を是非伺いたいなと思いまして」
手原「2011-2012シーズンは、3-4-3にチャレンジしたシーズンでしたね。それでも、アウベスが4バック気味に戻るので、完全な3-4-3ではなかった。ワイドで言えば、テージョの実力がまだ足りなかった。預けられて戻しちゃうとか、結構あったので。」
大武 「メッシに怒られたりとか、してましたよね。私はクエンカも好きだったんですけど、あんまり上手くフィットしなかったような」
db7「ペドロについてはいかがでしょう?彼も、バルセロナ育ちというイメージが強いですけど」
手原「ペドロの地味さも好きではあるんですけど、器用貧乏的なところありましたよね」