6. マンチェスター・Cと“死の組”

ファイナンシャル・フェアプレー制度を導入するなど、債務超過のクラブに厳格なUEFA。

マンチェスター・CはFFP制度の違反から罰則を受けたこともあるのだが、毎年厳しいグループに振り分けられると密かに話題となっている。

抽選に関してUEFAは、公正であることを示している。しかし、シティが入る組は例年“死の組”となっており、今シーズンも昨シーズンのファイナリストであるユヴェントスやEL王者セビージャ、またブンデスリーガで3位に入ったボルシアMGと同居することが決定した。

シティにとっては今シーズンが通算5度目のCL。

これまでのグループステージで同居したチームを振り返ろう。

2011-12シーズン:マンチェスター・C、バイエルン、ナポリ、ビジャレアル
2012-13シーズン:マンチェスター・C、ドルトムント、レアル・マドリー、アヤックス
2013-14シーズン:マンチェスター・C、バイエルン、ヴィクトリア・プルゼニ、CSKAモスクワ
2014-15シーズン:マンチェスター・C、バイエルン、ローマ、CSKAモスクワ
2015-16シーズン:マンチェスター・C、ユヴェントス、セビージャ、ボルシアMG

"Why Always Me?" と言いたいのは、他の誰でもなくシティだろう。

7. フェルナンド・ジョレンテとユヴェントス

この夏、ハネムーンで日本を訪れていたFWジョレンテ。

その観光ルートがあまりにもシブいと話題になったが、このほどユヴェントスからセビージャへと移籍している。

しかし、ジョレンテのセビージャ移籍が発表されてからおよそ3時間、CLの舞台で早速古巣と対戦することが決定した。あまりの急展開に本人も驚いているはず…。

ユヴェントスとセビージャは、第2節と第6節でそれぞれ対戦する。

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