試合終了後、イカルディはこんなツイートをしている。
Un Capitano 4EVER, Javier Zanetti @javierzanetti #ForzaInter pic.twitter.com/drmmU4k427
— MauroIcardi (@MauroIcardi) 2015, 9月 13
ツイートに添えられたのは、この日のキャプテンマークとインテルのレジェンドで現在はクラブの副会長を務めているハビエル・サネッティとの一枚だ。
キャプテンマークにはこのような文字が書かれている。
MAURO ICARDI
UN CAPITANO
4EVER
J.Z.
INTER-MILAN 13/09/2015
上の二行はイカルディの名前とキャプテン(CAPITANO)という役職名である。
そして真ん中にある"4EVER"は"FOREVER"の意、つまり「永遠」という意味であり、"J.Z."はインテルの偉大なるキャプテン、ハビエル・サネッティのイニシャルである。
そう、イカルディはキャプテンとして挑むこの初めてのミラノダービーで自身のキャプテンマークにサネッティの名前とリスペクトの思いを綴ったのだ。
そして試合後、チームの勝利とともにこのキャプテンマークをサネッティにプレゼントしたというわけだ。
What a #DerbyMilano! Fantastic match tonight, @Inter! And thank you @MauroIcardi for your special surprise pic.twitter.com/AlRvdLEDx3
— Javier Zanetti (@javierzanetti) 2015, 9月 13
サネッティも自身のTwitterでこの写真を紹介している。
イカルディはサネッティと同じアルゼンチン出身。それだけに、サネッティに対するリスペクトの気持ちは人一倍強いはず。このキャプテンマークを作った時点でこのシナリオを描いており、サプライズ成功させるためにも勝利せねばならないと意気込んでいたに違いない。