ファブリツィオ・ラヴァネッリ

「シルバーフォックス」の愛称で知られ、その名の通り白い髪を持つストライカー。ユヴェントスで活躍したほか、フランス、イングランド、スコットランドでもプレー経験がある。

ペルージャの下部組織出身、2004-05シーズンに復帰し、UEFAカップ、セリエA出場を果たした。

ゴールも勿論だが、献身的な姿勢、泥臭いプレーなど気持ちを前面に押し出したプレイヤーで、ペルージャでは意外にも主にトップ下でプレーした。ゴール後には涙を見せる一幕もあったのだが、チームは残留を決めることはできなかった。

ジャンフランコ・ゾラ

「サルディーニャの魔法使い」の愛称で知られた稀代のファンタジスタの1人。プレミアリーグで活躍した数少ないイタリア人で(後に誤解であることがわかったが)「PKよりフリーキックのほうが簡単」という発言でも知られていた。

チェルシーで活躍後、2003年夏にカリアリへ復帰した。1シーズンでチームをセリエAに昇格させ現役生活最後を飾った。

故郷サルディーニャ島生まれだが、ユース年代はコッラージ・オリエーナ、トップチーム・デビューはヌオレーゼでありカリアリでのプレーは初のことだった。2014-15シーズン途中には、カリアリの監督に就任した。

【次ページ】天才MFの最後