ロブ・レンセンブリンク 1978年W杯決勝アルゼンチン戦

レーティング:10点

1978年のワールドカップ決勝は、歴史上で最も「敵意のある」試合だった。レンセンブリンクがこの得点を逃し、アルゼンチンが優勝したことは最善の結果だったのかもしれない。

1-1で迎えた試合終盤、左から裏に抜け出したレンセンブリンクは左足でロングボールに合わせるも……左ポストに阻まれる。

この後の延長戦で地元アルゼンチンは2得点を決め、国を支配していた軍事政権を安心させた。

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