MF パブロ・アイマール(引退)⇒6/10点(52試合/22個)

2001年にバレンシア入りした際、彼は欧州で最もひっぱりだこな選手のひとりであった。小柄ながら素晴らしいドリブルスキルを誇ることで、マラドーナと比較される道を歩んだ。

(童顔だから?)ショックかもしれないが、この才能溢れたMFはまだ36歳だ。その崇高な能力はバレンシアのリーグ制覇、UEFAカップ優勝、CLでの決勝進出を手助けするものだった。

また、そのリーダーシップスキルによって、年齢以上に成熟していたが、怪我のためにそのキャリアが苦しめられたことは残念であった。クラウディオ・ラニエリのもとではうまくプレーできず、2006年にサラゴサへ移籍。

多くの人間は彼のキャリアが早くも終わってしまったと思ったが、ベンフィカへの移籍は復活の機会を提供するものとなった。100試合以上に出場し、リーグタイトルを勝ち取ったほか、チャンピオンズリーグの舞台にも戻ってきた。マレーシアを経て、2015年にリーベルに復帰し引退。MFとして一級品だったその能力によって、ずっと記憶されることになるだろう。