MF フアン・ロマン・リケルメ(引退)⇒7/10点(51試合/37個)

彼はエネルギッシュで、相手に飛びかかっていくようなドリブラーでは決してなかった。だが、そのズバ抜けたパスレンジとゲームインテリジェンスによって、多くの人間がマラドーナと比較した。

ボカで151試合38ゴールを記録したところで、マラドーナと同じようにバルセロナへと移籍。いくらかの素晴らしいパフォーマンスを見せたものの、ルイス・ファン・ハール体制下では苦しみ、2005年にビジャレアルへ旅立った。そこで彼は本当にマラドーナなやり方で、ビジャレアルをそれまで先例のなかったCL準決勝という高みに導いた。

その後、復帰したボカでさらに165試合に出場し、35ゴールを記録。マラドーナと同じように銅像が建てられる存在となった。