9日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのベスト16第2戦、ゼニト対ベンフィカ。
スコアレスで迎えた69分、ゼニトのフッキが先制ゴールを決めた。(権利元の都合により埋め込みコードの掲載を取りやめました)
左サイド深いところまで侵入したジルコフの折り返しを頭で押し込む!
フッキはこれが今シーズンのCLで4ゴール目(4アシスト)。アウェイで行われた第1戦を0-1で落としていたゼニトだがこれで2試合のスコアを1-1の同点に。ホームの後押しを受け、俄然有利に立つ…はずだった。
しかし、たった1つの“意外性”のあるプレーから同点ゴールを許してしまう。
85分、ベンフィカのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが距離のあるところから強引に狙うと、レーザービームのようなシュートがGKを強襲!ゼニトのGKロディギンは必死のセーブでこれを弾いたが、ボールはバーへ当たった後にゴール前へこぼれ、これをニコラス・ガイタンが頭で詰めた。
全く崩されていない展開でのまさかの失点に頭を抱えるゼニトの選手。アウェイゴールを許し、残り5分を切ったこの時間に2点が必要となってしまったのだから当然だ。
後半アディショナルタイム6分には、リオ五輪ブラジル代表としても期待を集めるアンデルソン・タリスカに決められ万事休す。
2試合合計3-1でベンフィカが準々決勝へ進出。フッキの今シーズンのCLは幕を閉じた。