『FourFourTwo』は「希望が常にあることを証明したセカンドレグでの大逆転、10選」という記事を掲載した。

先々週行われたファーストレグでバルセロナに敗北し、チャンピオンズリーグでの希望がほぼ断たれてしまったアーセナル。

しかし、可能性はゼロになったわけではない。極めて難しい道であることは確かだが、ドアはそれでもわずかに開いているのだ・・・。

前回のその1に続いて、今回はより新しい5つの試合をご紹介。

レアル・マドリー対オーデンセ

(1994-95 UEFAカップ3回戦)

デンマークのオーデンセは、2回戦でカイザースラウテルンを破って3回戦に進出。その相手はなんとレアル・マドリー。

地元のファーストレグで健闘を見せるも、試合終了間際にミカエル・ラウドルップのゴールを許してしまい、2-3と敗戦を喫した。

厳しい状況の中で迎えた敵地でのセカンドレグ。サンティアゴ・ベルナベウで戦ったオーデンセはウルリク・ペデルセンが先制点を決め、試合終了間際にモアテン・ビスゴーアが値千金のゴール! 2試合合計3-4でレアル・マドリーを破って見せた。

しかしオーデンセはこの後準々決勝でパルマに敗れ、大会を去っている。その際に唯一のゴールを決めたのが若きジャンフランコ・ゾラだった。

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