2005年11月19日 レアル・マドリー 0-3 バルセロナ

近年のバルセロナで世界最高の輝きを見せた選手の一人、ロナウジーニョ。そのキャリアの頂点ともいえるこの時期、彼は誰にも止められない存在だった。

サンティアゴ・ベルナベウで戦ったクラシコで、バルセロナは0-3と大勝。ロナウジーニョはそのうち2得点を決めた。

そのプレーには大敗したレアル・マドリーのファンからも(自チームへの皮肉も含めた)大きな拍手が送られるほどだった。

2007年3月10日 バルセロナ 3-3 レアル・マドリー

バルセロナのアイコンがロナウジーニョからリオネル・メッシへと移っていく。その境目にあったこの試合では、若きメッシが大きな輝きを見せた。

前年度のCL決勝を怪我で逃してはいたものの、一人の若手スターとして将来を嘱望されていたメッシ。しかしまだその「証明」は為されていなかった。

だが、この試合でメッシはハットトリックを達成。試合は引き分けに終わったとは言え、現在のバルセロナへと続く大きなステップの1つになった90分だった。

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