パピス・シセ(ニューカッスル・ユナイテッド)

事件時の所属:ニューカッスル・ユナイテッド

セネガル代表選手のパピス・シセは、2013年にクラブの方針に反対した。胸スポンサーがキャッシングの会社に変わったことが原因だ。

彼が信じているイスラム教では金貸し業自体が禁止されている。そのため、シセはそのユニフォームを着ることを拒否したのだ。

これは大きな社会問題になった。ニューカッスル市議会も巻き込み、宗教差別やギャンブル広告の是非など、有力な人物が喧々囂々の議論を繰り広げた。

それを収めたのは、パピス・シセ自身だった。

彼自身がカジノを訪れてギャンブルを行っている写真が発表されたのである。もちろんイスラム教では厳しく禁じられているものだ。

自分でまいた種から生えてきた大木を自ら切り倒したシセは、その後なんの問題もなくプレーに戻った。

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