『buzzsport』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、今夏のマーケットでフランス代表MFディミトリ・パイェット獲得に向けた問い合わせを行っていた」と報じた。
昨季マルセイユからウェストハム・ユナイテッドに移籍し、たちまちプレミアリーグのビッグスターに上り詰める活躍を見せたディミトリ・パイェット。
シーズン終盤にはこれまで冷遇されてきたフランス代表においても存在感を高め、EURO2016でもそのテクニックとセンスを見せつけた。
そのプレーに魅了されたものの一人が、レアル・マドリーの会長を務めているフロレンティーノ・ペレス氏だったと言われている。
結局その取り引きはなにも形にはなっていないのだが、記事によればペレス会長は実際にウェストハム・ユナイテッドと連絡を取り、パイェットの獲得を打診したのだという。
ところが、ウェストハム側はそれに対してなんと1億1000万ユーロ(およそ123億円)という価格を提示。さすがのペレス会長もこれには尻込みし、30歳の選手にそれは出せないと断念したのことだ。
今夏はアルバロ・モラタとマルコ・アセンシオのレンタルバック以外に目立った補強がなかったレアル・マドリー。ジネディーヌ・ジダン監督はスカッドに自信を見せているが、そこにパイェットが入っていたらどうなっていたのだろうか・・・。