『BBC』など各メディアは、「サウサンプトンのアシスタントマネージャーであるエリック・ブラック氏は、役人を買収する方法を記者にアドバイスした」と報じた。
先日から大きな話題を提供し続けている『Telegraph』のおとり取材。ビジネスマンに扮したジャーナリストが有力者と接触し、多くの失言を引き出している。
先日はイングランド代表監督のサム・アラダイスがこの影響を受けて契約を解除されており、バーンズリーのアシスタントマネージャーを務めていたトミー・ライトも不正行為の斡旋によって解雇された。
[Qoly] おとり取材で激震のサッカー界…現職代表監督も「永久追放せよ!」 https://t.co/vIbjd5ipYg
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年9月30日
そして今回伝えられたのはサウサンプトンのアシスタントマネージャーを務めているエリック・ブラック氏。
かつてアバディーンやメスでプレーしたスコットランド代表選手だったブラック氏は、引退後マザーウェルとコヴェントリーで監督を務めた後、アシスタントとしてバーミンガム、サンダーランド、ブラックバーン、ロザラム、アストン・ヴィラなどで指導を行ってきた。
伝えられるところによれば、彼は『Telegraph』のおとり取材において、選手の第三者保有に関して役人を買収する方法をアドバイスしたという。
FAのルールにおいては、クラブや本人の地位を利用して利益を誘導するような取り引きを禁止しており、それはオファーを受けた際にも該当する。
サウサンプトンはこれらの疑惑についての調査に完全な協力を行うことを発表しており、今後FAと警察によって捜査される予定となっている。