▼注目選手
アハマド・ヤーシーン / MF
ムハンナド・アブドゥルラヒームを前ページで取り上げたので、ここではアハマド・ヤーシーンを紹介する。おそらく右ウイングで起用されると思われる。
何度も日本とは対戦しているのでおなじみだろうが、185cmの長身からダイナミックな仕掛けを見せてくる彼は、カウンター攻撃の際に厄介な存在となるだろう。
ドゥルガーム・イスマイール / DF
アリ・アドナンはすでに取り上げたので、彼が務めていた左サイドバックのポジションを奪った彼を選ぶ。その実力の高さはそれだけで折り紙つきである。
体格的にはアドナンに劣るものの、その俊敏性と運動量、上下動、そして正確なキックでチームを最後方から加速させるチャンスメイカーだ。
ムハンマド・ハミード / GK
「イラクの守護神」と言えばヌール・サブリやジャラル・ハッサンというイメージがあるかもしれないが、このところゴールマウスを任されているのは若手ナンバーワンと言われるムハンマド・ハミードだ。
圧倒的な反射神経を武器にシュートを弾き続ける彼の能力は、耐える展開が多いイラクには欠かせない存在。日本は彼の壁を破らなければならない。
ワールドカップ・アジア最終予選第三節、日本代表対イラク代表の試合は10月6日(木)の午後7時35分キックオフ予定。会場はさいたまスタジアム2002だ。
放送はテレビ朝日系列で午後7時~、NHK-BS1で午後6時55分~となっている。