『South China Morning Post』は「サウス・チャイナ(南華足球隊)のリカルド・ランボー監督が辞任した」と報じた。
ジョゼ・リカルド・ランボー氏は1971年生まれの45歳。ブラジル人であるが、現役時代にはほとんど香港でプレーしていた経験を持つ。
指導者となってからも香港を中心に活動を行っており、サウス・チャイナではこれまで2度ずつ暫定監督、アシスタントコーチを務めてきた。
今季サウス・チャイナはカゼミロ・ミオール氏を監督として迎えたものの、3月に彼は個人的理由によって辞任。その後任としてランボー氏が指揮官となっていた。
今季サウス・チャイナは4試合を戦って2勝2分けとそこそこの滑り出しを見せていたものの、先週末には下位のリー・マン・レンジャーズ(香港流浪足球会)に敗北してしまった。
今季最初の黒星であったが、サウス・チャイナは当初からランボー氏が失敗した場合海外から新たな監督を迎えると決めており、大鉈を振るった形となるようだ。
なお、ランボー監督はクラブから離れるわけではなく、アシスタントとしてチームのスタッフになるという。