『ESPN』は24日、「ウェリントン・フェニックスは、Aリーグでのスケジュールが不公平だと是正を要求している」と報じた。

オーストラリアで行われているAリーグは、インターナショナルマッチウィークでも中断されることなく試合が行われている。

代表チームにはそれほど多くのAリーグの選手が選ばれていないため、各クラブはあまり大きなダメージを受けることがない。

しかし、そこには例外がある。その煽りを受けているのはウェリントン・フェニックスだ。

なぜか?それはウェリントンがニュージーランドからの越境参加であり、さらに同国のトップクラブであるからだ。

つまり、国際大会が行われている場合、ウェリントンからだけ多くのニュージーランド代表選手が選ばれてしまい、主力がいなくなってしまうのである。

それに加えてフィジー代表のFWロイ・クリシュナが抜けるため、今週日曜日にはなんと7名もの主力選手を失ってのリーグ戦となるのだ。

以前からウェリントンはこの問題について是正を要求しているが、オーストラリア側はスケジューリングを変更することはなかった。

ウェリントンのジェネラルマネージャーを務めているデイヴィッド・ドーム氏は取材に対して以下のように話したという。

デイヴィッド・ドーム

「3月10日(この週Aリーグは2試合のみ開催だった)の週末にこの試合を行えなかったというのは信じられない。

新しいシナリオではない。新しいチャレンジでもない。インターナショナルマッチウィークでのスケジュールについて、我々は4〜5年協会に尋ねている状態にある。

これは適正なものではないし、我々はそこまで忍耐強くはない」

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