リヤド・マフレズ(レスター)

理に適った移籍先:アーセナル

アーセン・ヴェンゲル監督がモナコのトマ・レマールに関心を抱いていることは明らかだ。しかし、フランスのクラブは彼を売り出す義務はなく、その必要性ももはやない。

マフレズとレマールはまったくタイプが違うが、すでにクラブを離れることを宣言しており、ウォルコットやオックスレイド=チェンバレンがサイドから一貫性あるプレーを見せられていないことを考えれば、価値はある。

今季やや評価を落としたこともあり、レマールよりは安くもなる。プレミアリーグへの適応期間も必要ない。十分に検討すべきものだろう。

ケレチ・イヘアナチョ(マンチェスター・シティ)

理に適った移籍先:レスター

昨年のレスター・シティは、移籍政策で大失敗した。イスラム・スリマニ、アーメド・ムサ、ナンパリス・メンディ。彼らは皆ファーストチームでのインパクトを欠いた。1月に加入したエンディディのみが成功した。

守備ではハル・シティからやってきたハリー・マグワイアが力を発揮するだろう。あとは攻撃の点である。

イヘアナチョは偉大な選手になる兆候があり、20ゴールを決められるポテンシャルがある。重要なのは、ジェイミー・ヴァーディと対照的なパートナーを組める可能性があることだ。

シティは大きな手数料を求めるだろうが、レスターがそれを支払うことが賢い選択になる。

【次ページ】移籍するしかない状態?