『実況パワフルサッカー』は、高校サッカー部を舞台に練習と試合を繰り返し、プロ選手を目指す育成サッカーゲームだ。
そこで今回は、昨年度の高校選手権ヒーロー・高橋壱晟選手(ジェフユナイテッド千葉)をフィーチャー。高校サッカーで全国を制し、プロ入り、そして開幕スタメンという、『パワサカ』で言えばSランク間違いなしのニュースターに、『パワサカ』と重ねあわせ、高校当時の思い出を振り返ってもらいました。
――ルーキーながら5月にはシーズンのプレータイムが900分を超え、A契約を勝ち取りました。開幕からコンスタントにピッチに立っていますが、プロの生活には慣れましたか?
高橋 だいぶ慣れました。開幕から試合に出られているので、自信を持ってプレーできるようになりました。
――さて今回は高校時代の話を聞かせてください。青森県出身の高橋選手は青森FC、青森山田中、青森山田高と進学しました。進路を決める際、Jリーグの下部組織に入ろうという考えはありませんでしたか?
高橋 まず、青森を離れることは考えなかったです。プロになるのが目標でしたが、家の近くには強豪の青森山田高校があったので、そこでなら成長できると進学しました。
『パワサカ』もプロ入りを目指し日々成長!
『実況パワフルサッカー』(通称:『パワサカ』)は、主人公のパワサカくんの姿を借りたユーザー自身が、高校サッカー部を舞台に練習を繰り返し、全国制覇、プロ入りを目指すゲーム。育成した選手でチームを組み、全国のユーザーとの対戦が可能です。
――青森山田高への進学は小学校の頃から考えていた?
高橋 そうですね。(青森山田高)の黒田(剛)監督の息子(黒田凱)と青森FC時代から一緒にプレーしていたので、その頃から黒田監督にはいろいろアドバイスをいただいていました。悩むことはなかったです。
――自分の選択は間違いでなかった?
高橋 中学、高校ともに全国制覇を経験できましたからね。厳しい環境で自分を高められました。
――特に高校3年生時には高円宮杯U-18チャンピオンシップ(高校とJリーグのアカデミーを含めたユース年代の日本一を決める大会)と冬の選手権で頂点に立ちました。
高橋 ふたつの大会を戦った約一か月は、今までに経験したことのない充実した日々でした。あっという間に時間が過ぎました。
――選手権の優勝後には取材も殺到したそうですね。
高橋 選手権が終わって千葉の寮に入るまで5日しかなかったんですが、5日間すべてで取材が入っていました。優勝パレードやトークショーにも参加しました(笑)。
『パワサカ』でも目指すは全国制覇!
『パワサカ』では地区予選決勝と全国大会の2試合、計3試合を戦います(※シナリオによって異なる場合があります)。途中で負けてしまうと十分な経験点が積めず、最終的に高ランク選手の育成が難しくなります。