ヨディ・ルコキ(コンゴ民主共和国)

日本人に“クインシーの恐怖”を蘇らせたのがルコキだろう。

ザイールの首都キンシャサ出身だが、クインシーと同じくアヤックスの下部組織で育った彼は、期待のウィンガーとしてオランダ代表に選出。2012年のトゥーロン国際に出場し、グループステージで日本と対戦した。

日本はこの試合で3-2と逆転勝利したが、ルコキには好き放題にされた。試合後、対峙した比嘉祐介 (現東京ヴェルディ)が語った「あいつ史上最強だった」という言葉は今や伝説である。

なお、彼は後にルーツのコンゴ民主共和国の代表に鞍替えしている。