レアル・マドリーとのCL決勝で決定的なミスを犯してしまったリヴァプールGKロリス・カリウス。
舞台が舞台だけに世界中からのリアクションは大きかったが、なんとかしてこの逆境を乗り越えてほしいものだ。
そこで今回は、CL決勝という大一番で“やってしまった”GKを振り返ってみる。
1. イェンス・レーマン(2005-06シーズン)
当時の所属チーム:アーセナル
決勝の日時:2006年5月17日
決勝のカード:バルセロナ 2-1 アーセナル
※「YouTubeで見る」からご覧ください。00:15から
この年、CLで快進撃を見せ決勝戦に辿り着いたアーセナル。
守護神のレーマンは出場した7試合で無失点を続けるなど好パフォーマンスを見せていたのだが、バルセロナとの決勝戦では試合を壊してしまうことに。
0-0で迎えた18分、ペナルティエリアの外でサミュエル・エトーを倒してしまい一発退場になったのだ。
レーマンのファウルは意図的なものではなく、エリア外であったことから主審がレッドカードを提示したことを疑問視する声もあった。
しかし、レーマンの退場によりアーセナルは72分を残して10人での戦いを強いられ、GK投入のためロベール・ピレスがピッチを後にした。
結局アーセナルはソル・キャンベルのゴールで先制するも、その後に逆転を許し優勝を逃している。