『il Giornale』は31日、「ジャンルイージ・ブッフォンは、自身のうつ病とパニック障害について話した」と報じた。

今季限りでユヴェントスを退団したブッフォン。PSGに移籍する可能性が高いと言われている。

それに合わせて彼は現在新しい書籍「Demoni. Quando la partita è fuori dal campo」を出版。著者のアレッサンドロ・アルチアート氏に対し、ブッフォンは自身のうつ病との戦いについて以下のように語っているとのこと。

また、パニックを起こしたレッジーナ戦(中村俊輔も出場している)で勝利できたことが、自己肯定感を取り戻させてくれたのだという。

ジャンルイージ・ブッフォン

「ある日、私はトリノのアートギャラリーへと行き、シャガールの絵画「La Passeggiata(散歩)」に恋をした。

生きる喜びを失っていた私を、少しずつ泥の中から引きずり出してくれた。

その後、多くの本を読み初めた。ギターの教室にも通い始めた。

私は気づいた。小さなことが自分を助けてくれると。人生の喜びを再発見した。次の日、再びあの絵を見るために行ったよ。

忍耐が必要だ。悪魔は一晩で去ってはくれない。次の日に出さないようにするだけだ」