5日、ワールドカップ・ロシア大会での戦いを終えた日本代表チームが帰国した。

それに合わせて日本サッカー協会の田嶋幸三会長、日本代表西野朗監督、日本代表キャプテン長谷部誠選手の会見が行われた。

今回はその全文を書き起こしたものをお届けしたい。

田嶋幸三(日本サッカー協会会長)

「選手たち23名、井手口選手、浅野選手、さらに予選などに関わったすべての選手、また西野監督やスタッフが本当に集結したことで素晴らしい試合ができました。本当に誇りに思うし感謝したいと思います。

長きに渡って日本サッカーを支えてくださっているキリン株式会社様、アディダス様、サポーティングカンパニーの皆様にも感謝申し上げます。

また、この選手たちを育ててくださった全ての関係者の方々、様々な活動をされているフットボールファミリーの方々にも感謝したいです。

関心を持って頂いた日本国民の方々、それを報道してくださった方々にも感謝したいと思っています。

そして『日本代表なんか嫌いだ、応援なんかしない』と思ってくださった方々も、関心を持ってくださったという点で感謝しなければなりません。

我々は『サッカーを文化にしたい』と活動しています。西野監督とは技術委員長時代からそのことについて常に議論していました。それが少しずつ形となって表れたのがこの大会だと思います。

ポジティブな面もネガティブな面も、すべてはサッカーを文化にするということに繋がっています。

残念ながら、このチームはここで解散します。素晴らしい試合をしてくださった皆、それを支えた家族の方々にも感謝しなければならないと思います。

次に向けてサッカー協会はまた新たなスタートを切っていきたいです」