長谷部誠(日本代表主将)

「日本中の方、そして現地まで足を運んでくださったサポーターの方々、日本で沢山の方々が応援してくださっていることが、選手たちの耳に届いていました。

本日も空港で多くの人々が出迎えてくださって、選手冥利に尽きます。

今回のワールドカップを通じて。大会前にはあまり期待されていなかったと思うのですが、無関心というのが一番怖いと思っています。

このW杯でまた関心を集められたと思うので、引き続き日本の皆様には代表だけではなく、Jリーグや女子など様々なカテゴリで日本サッカーに関心を持っていただき、時には暖かく、時には厳しくサポートをお願いしたいと思います。

本当に素晴らしいサポートをありがとうございました」

以下、代表質問

西野朗(日本代表監督)

(成田空港でファンの出迎え、感想は?)

「代表チームが海外の大会を終えて帰ってくる。国民に競技の素晴らしさ、感動や喜びを与えた選手を迎えてくれる瞬間。スポーツほどこんな感動を与えられるものはないと思います。

日本を出るときには、ワールドカップで強いチャレンジをして、成果を上げて戻れれば、ああいう歓迎を受けられるという思いはありましたし、必ず期待に応えたかった。

ただ、やはり本当に十分な成果をあげてきたというわけではない。ワールドカップの厳しいところもご存知の上で迎えてくれた。出し尽くした選手の姿がおそらくロシアにあった。結果だけではない戦いぶりが、空港に来られた方だけではなく皆さんに伝わったのかなと思います。

サッカー界は50年に優勝するということを掲げています。何か次に繋がる、下のカテゴリの世代に繋げる1ページ…半ページになったという気持ちがあります。

半分申し訳ないと思いながらも、今日の出迎えはありがたいし、感謝したいと思います。これが次への力だと思いたいです。嬉しい限りです」

長谷部誠(日本代表主将)

「出発時に比べてたくさんの方々に出迎えて頂いて嬉しく思いますし、この熱気を次に繋げていってほしいなと思います」