クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー⇒ユヴェントス)

ロナウドのユーヴェ移籍はまさにスリラー映画以外の何物でもなかった。ワールドカップ中から囁かれていたことだったが、大袈裟な噂に過ぎないように思えた。

本人も退団をほのめかしていたが、本気で彼がマドリーを去ると考えていた者はいなかったはずだ。脚光を浴びるためにまた“仕掛けた”のだと多くの人間が思ったことだろう。

また、彼の退団説はこの何年か浮かんでは消えてきた。さらに、ロナウドはベルナベウで引退する意思を示したことさえあったのだ。

だが、CL3連覇達成後の発言以降、退団の噂はあっという間に広まった。そして、ありえそうもないユーヴェ移籍が起きた。そして、それは30代選手の史上最高額での移籍にもなった。

マドリーでの彼の時代は終わった。ロナウドがいなくなったレアルがどう対処するのか、そしてロナウドは新天地でどんなプレーを見せるのか。興味深いものになるだろう。