レオナルド・ボヌッチ(ミラン⇒ユヴェントス)
昨夏、充実の7年間を過ごしたユーヴェを去る決断を下したボヌッチ。ユーヴェが誇る『BBC』の解体を目にするのはショッキングなことだった。
ただ、彼はマッシミリアーノ・アッレグリ監督と考えを異にしていたので、それは理に適った決断だった。そして、国内のライバルクラブへの移籍によって、ユーヴェでのボヌッチのキャリアは終わったはずだった…。
だが、ミランで不満を感じる1年を過ごした後、よりショッキングなユーヴェ復帰を決意。
クリスティアーノ・ロナウドとのプレーやビッグタイトル獲得への誘惑が大きな動機になったかもしれないが、この移籍はありえそうもなかった。その理由はアッレグリの存在だ。
ボヌッチが素晴らしい選手であることに疑いはないが、指揮官との関係はクラブにとって有害なものになりうる。
この移籍がうまくいくか否かは、時間だけが教えてくれる。ただ、今夏最もショッキングな移籍のひとつであることは確かだ。