東 俊希(サンフレッチェ広島)

最後は、先日閉幕したAFC U-19選手権に出場したメンバーから東俊希を紹介しよう。

ブラジル代表DFマルセロ(レアル・マドリー)を敬愛する18歳は、広島ユースで攻撃的なポジションを任されていることもあり、DFにしては豊富な選択肢を持つ万能型サイドバックである。

相手を抜き切らずに上げるクロスは絶品だが、上述のU-19選手権では6万人という完全アウェイのなか行われた準々決勝の開催国インドネシア戦で35~40m級のロングシュートを叩き込み、日本に2大会連続のU-20ワールドカップ出場権をもたらした。

9月にプロ契約を結んだもののまだJ1デビューさえしていない高校3年生。しかし貴重な「左利きの左サイドバック」として是非追いかけておきたい存在だ。

日本代表は11月16日(金)に大分でベネズエラと、20日(火)に愛知でキルギスと戦う。今年最後の代表戦となるほか、来年初頭のアジアカップに向けても重要な位置づけとなるはずだ。

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