『Football Leaks』は、『Mediapart』を通じてエンゴロ・カンテのチェルシー移籍に関する取引の内容を暴露した。

2016年の夏にレスター・シティからチェルシーへと移籍したカンテ。その際の手数料は3850万ユーロ(およそ49.5億円)だったとのこと。

争奪戦を繰り広げていたのはパリ・サンジェルマンであったが、その際に障害になったのは「代理人への手数料」だったという。

フランスの法律では代理人への手数料は最大10%に制限されているが、イギリスでは設定されていない。

そして、カンテの代理人であるグレゴリ・ダカはこの取引から720万ユーロ(およそ9.3億円)、アブドゥルカリーム・ドゥワは480万ユーロ(およそ6.2億円)、総額1200万ユーロ(およそ15.4億円)を受け取っているという。

そのため、チェルシー側がそれに納得している限り、パリ・サンジェルマンにとってはそもそも不可能に近い取引だったとのことだ。

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