ナントでのブレイク

カーンでの半年で5ゴールを決めたサラは、2015年夏に同じリーグアンのナントへの移籍を決断。その取引額は100万ユーロ(およそ1.3億円)だった。

初年度はわずか6ゴールと苦戦したが、2年目と3年目はそれぞれ12ゴールを決め、エースとしての責任を全うする。

今季の序盤はカリファ・クリバリにポジションを奪われてしまったが、チームの成績が芳しくなかったことでミゲウ・カルドーソ監督が解任。

ヴァイッド・ハリルホジッチ新指揮官の下でスタメンに復帰した彼は、なんと新体制の初試合でハットトリックを達成。ゴールを量産し始め、前半戦だけで12ゴールを決めた。

そして、今年1月にイングランド・プレミアリーグのカーディフ・シティがクラブ記録となる1500万ポンド(およそ21.76億円)の移籍金で彼を引き抜いた。

サラはプレミアリーグでプレーしたいという意志を強く持っていたことから、中国超級リーグからの好条件を蹴ったという。