トニ・クロースのシャッフル

クロースのボールコントロールを理解するには長い時間をかけて彼を見る必要がある。

一見すると、タッチが大きいように思えるが、そうではないのだ。クロースがそれをやればやるほど、それが意図的な策略だということが分かってくる。

クロースのシャッフルとはファーストタッチを含めたドリブルであり、相手を不意打ちするものだ。

彼は左からボールを受けた際、右足にボールを置き、インサイドで大きなタッチをして、すぐにボールを左に押し出す。クロースの右足を封じようとしがちな相手選手は、誤った方向に導かれることになる。左足も問題なく使えるクロースだが、この動きによって再び右足にボールを戻す時間を確保するのだ。

いずれにしろ、ポゼッション時において考える時間をより得ることができるシンプルかつ効果的な動きだ。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい