カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)

ウォーカーはこの数年のプレミアリーグで最も一貫性のある右サイドバックである。トッテナムでのパフォーマンスが評判を呼び、イングランド代表での地位も確立した。ただ、トッテナムの厳格な契約方針では彼を引き止めることは出来ず、2017年にマンチェスター・シティへと移籍していったときにも大きな驚きにはならなかった。

ペップ・グアルディオラが敷いている複雑な戦術システムは、それに対応できるだけのユーティリティな能力を持つサイドバックが必要になる。残念ながら、彼が来るまではシティにそういった存在が欠けていた。

エティハド・スタジアムに到着して以来、彼はグアルディオラのファーストチョイスとして起用され、プレミアリーグ優勝に貢献。今季も印象的な活躍を続けている。