adidasは5月4日、アジリティプレーヤー向けのスパイク「NEMEZIZ(ネメシス)」のNEWモデルを発表した。

adidas NEMEZIZ 19

正統進化型として『ネメシス 19』の名が与えられた最新作。リオネル・メッシの着用モデルとしても注目されるスパイクだ。

『ネメシス 19』は前作のコンセプトをベースに、新たな織り構造、幅、配置を採用したテンションテープが足全体をしっかりサポートして安定感を向上。より360°全方向へのフィット感を実現している。

また、特徴の一つであるV字型にテープを配置した履き口が足入れを容易にしながらも足首を頑丈に固定。フィット感を高め、ソールのスプリット・トルションシステムとともにアジリティモデルらしい激しい動きでもブレない安定感を発揮する。

ドイツで行われた発表会には、adidasフットボールのフットウェア・シニアデザインディレクターを務めるデイブ・スレイス氏が登場。新しいネメシスについてこのように語っている。

「今回のネメシスは、適応するフィット感が重要な特徴になります。タイトなフィットが必要な部分にはそれを提供し、逆に必要のない部分には柔軟性のあるフィットを提供します」

「『ネメシス 19』は数多くの異なる試作品を作成しました。なぜなら、素材からデザインを見直したからです。様々な素材と試作品でテストを行い、どのように作用するかを見て、何度も繰り返しテストを行いました」

また、『ネメシス 19』を初めて見た選手の反応については、「この見た目、シルエット、カラーに驚いていました。同時に、彼らは過去のフットウェアよりもはるかに現代的で進化的だと評価してくれている」と期待を寄せた。